CEATEC JAPAN 2008レポート
今年も行って参りました、CEATEC JAPAN。
簡単な説明と写真を掲載していきたいと思います。
まずは会場で目立っていたLED関係機器から。
これはEVERLIGHT社(たぶん)のフルカラードットマトリクスLEDモジュールです。
フルカラーで綺麗に表示していました。
最近増えている電光看板(なんて言えば良いんでしょうかね、パチンコ屋の店先に良くある奴です)
とかはこういうLEDの高密度な実装が小型化を可能にしているのだと思います。
あまり1素子が大きいと近くで見にくくなりますし。
タイコ エレクトロニクスグループのブースのリニアモーターカーです。
抽選で当たった方々が乗っていました。
きちんと浮上して低速ではありますが走行していました。
これの説明時のBGMがPerfumeの「リニアモーターガール」だったのは
ナイスセレクトと思いました。
東芝セミコンダクターのブースです。
128GのSSD搭載PCだそうです。
東芝はフラッシュメモリの生みの親(当時東芝勤務の舛岡富士雄氏が80年代に開発)ですから、
是非これからも研究開発を続けてほしいなと思います。
はい、誰がどう見てもガンダムです。
新潟県のブースに置いてありました。
何でも新潟の企業が製造販売しているとか。
ちなみにシャアザクもありました。
太陽誘電の色素増感型太陽電池搭載のソーラーカーです。
色素増感型太陽電池というのは色素が光に反応してヨウ素と反応し、電気を発生する太陽電池です。
なかなか実用化が進まないのですが、簡単に作ることができるため、将来が有望視されています。
とりあえずソーラーカーとして動作できるところまで来たということですから、今後に期待です。
auとYAMAHAのコラボの楽器ケータイ・コンセプトモデルです。
実際にさわれなかったのがちと残念。
そしてドコモのセパレートケータイ。
かなり良い感じです。
ドコモの想定としては画面を各使用シーン向けに何種類か作り、
ライフスタイルに合わせた使い方をしてもらおうという感じでした。
Bluetoothで画面とボタン間の通信をしているそうなので、10mくらいまでなら離れても操作可能だそうです。
んで、触ってきたのですが、面白いです。
磁石でくっつくのですが、(よって当然鉄板にもくっつく)
接続するときの感覚が心地良いし、なんだか楽しいです。
家に帰ってきてから思ったのですが、これは戦隊物の大型メカの分離合体に似ているなあと思いました。
分離して、別の形にくっつく。
まさに戦隊物の大型ロボ。
そう考えると、このコンセプトは日本から出るのが自然だったのかもしれません。
マイクロソフトブース。
アンケートに答えると抽選でXbox360が当たるということでもの凄く混んでました。
ちなみにニコニコメッセの宣伝もしていました。
個人的にはMSブースでニコニコの画面を見るとは思いませんでした・・
東芝の小型ノートPCです。
発表されたばかりのはず。
やっぱり改めて画面の文字とか見るとこういうのって小さいですね。
日立のWoooですが、
外枠に柄を使えるというモデルだそうです。
日経エレクトロニクスのブースのiPhone分解展示です。
SONYの有機ELです。
相変わらず(笑)薄かったです。
画面には折り曲げ可能タイプの開発についてVTRが流れていました。
OSRAMの有機EL照明です。
そろそろ有機ELも照明分野が見えてきたということでしょう。
AMDブースです。
どう見ても1枚目の左側のPCはOLPCなんですよね・・・
特にそのような説明はありませんでしたけど・・・・
2枚目がGPCPUのデモの写真です。
他にも
目は引いたのだけど、うまい写真が撮れてなかったり撮影禁止だったところもいっぱいあります。
W-SIMが使える組み込みプラットフォームのArmadillo-500FXや、
携帯電話より少し大きい程度のプロジェクター、
などなどです。
全体的に
全体的にLED照明関連とTV関連が増えた気がします。
LEDは照明への採用がこれからさらに本格化するということでしょう。
TV関連が増えたように見えるのは地デジ移行をにらんでるメーカーが増えたからの様な気がします。
PCにおいて独自回路で差別化をするのは難しいですから、
意外とTVとかの方が独自・最新技術の塊だったりするということなのではないでしょうか。