Raspberry Pi・眺めてみた

たまにはまともに記事を書いてみましょうか,ということで,
最近入手した「Raspberry Pi」の話を.

Raspberry Piってなんぞや

すでにご案内の方も多いとは思いますが,念のため.
Raspberry Piというのは英国のラズベリーパイ財団が開発している名刺サイズの小型コンピュータです.
コンピュータ・サイエンスを勉強する学生が気軽に入手できるよう,$25程度の価格を目標して開発が始まりました.
このような価格は,スマートフォン向けのCPUなどが比較的安価に調達できるようになったことで実現できたようです.
実際に最初に発売されたのはModel Bと呼ばれる$35のタイプですが,最近ではLANなどを削り本当に$25にしたModel Aの発売も開始されたようです.
(修正:01/06 Model Aはまだ発売されていないようです.製造開始を勘違いしていたようです.失礼しました.)
今回,私が入手したのはModel Bです.

ちょっとややこしい入手経路の話

このRaspberry Piですが,本家が英国であることもあって,輸入することになります.
現在,日本に発送してくれる代理店はRSコンポーネンツだけなのですが,
発送スケジュールの大遅延などで随分と混乱したという噂を各方面から耳にしています.
しかし裏道があるのです.
ModMyPiというRaspberry Piのケースを販売している通販サイトが,
本体とのセットを発売しているのです.
これを購入すると,割とすぐに到着するという話を聞いたので,
ModMyPiとRSコンポーネンツに1つずつ注文してみました.
まあ,何かしらに使うでしょう,と.

到着編

ModMyPiは6日ほどで,RSからは2週間程度で到着しました.
RSも比較的在庫が安定してきたようです.

で,もって

RSから到着したのを眺めてみて,何か基板の色(正確にはグリーンレジストの色)が違うなあ,
と思ったので,比較してみました.

基板の色はわかりにくいかもしれませんが,コネクタ類の刻印,フレキコネクタ上の絶縁テープの有無などはお分かりいただけると思います.
では次にRSから来た方のアップ.Made in China.

こっちがModMyPiから来た方.Made in the UK.

今度は裏面,難燃性に関する表記の位置が違いますね.
この手の表記は基板屋さんが任意の場所に入れるんでしょうね.


まあ,実用上全然関係ない部分しか差がないのですが,割と興味深いかな,と思い記事を書いてみた次第であります.はい.