素朴な疑問

先日部屋の整理を少ししていたら、中学の時の生徒会役員選挙への立候補用紙が出てきました。
当時私は「今の生徒会がそんなに悪いとは思えないので、いいところは受け継いで、必要に応じて変えるところは変えていきます」というような趣旨の演説をしたように思います。
まあ、信任投票だったので、難なく選出されたのですが、ここで素朴な疑問。


生徒会選挙の立候補者の公約ってみんな革新寄りな感じな気がしません?


私の周りだけなんですかね?
当時私が上に書いたような内容を出したのは私が立候補する前年の立候補者みんなが革新寄りだったので却って保守的な方が目立つだろうというようなある意味打算的な面もあった訳なのですが、この傾向は高校に入っても変わっていないような気がします。


そこでちょっと考えてみたのですが、この傾向は世相を反映しているという仮説が立てられると思います。

私が中学に入学したのは2005年度ですから小泉内閣末期で、郵政解散がちょうどあった時期だったりするわけです。
だから改革傾向が強かったのかなあと。
まあ、その後も平時とは言えないような総理の交代劇、政権交代・・と続く訳でして、いわゆる「乱世」を反映していると考えればすっきりすると思うのです。

だがしかし、私は思うのです。
中央の政治はともかく、生徒会ですよ、生徒会。
役員の腐敗が進んでたり、任期途中で解散総選挙にもつれ込んだりしますかね?
しないでしょ、普通。
少なくとも私はあんまり聞いたことがないです。
(友人の某氏が近いことをやったという話を聞いたことがありますが、それしか知らないですね・・)
そもそも大概の場合役員の任期は1年ですし、学校によるとは思いますが生徒会の自治の権限が強大で乱用問題になるほどの所は少ないでしょう。
つまるところ、中央の政治が乱れてようが生徒会がそんなに乱れてることはないと思うのです。
それでも改革傾向が強いのは何でなんでしょうねぇ。


まあ、そういう方が演説がしやすいというのはあるのかもしれませんが、保守的な話だって心をつかむ演説はできるでしょうし、それは弁才がその方にないというだけのお話だと私は思うのです。

そもそも、権限もさしてないのに変えるだの何だの言っても嘘をつくだけになってしまうと思いますし、正直な話、堅実に仕事をすることだけ約束してくれれば、当選するだけの票は入ると思うのです。(あくまで生徒会選挙の話ですよ?)

まー、こんな風に少し不思議に思ったので、結構アレな内容ですが書いてみました。

読者の皆様、同じような例、全く逆の例、どっちでもかまわないので、何かありましたら是非コメント欄へお願いします。
たまたま私の周りがそうだっただけ、ということも十分に考えられるので。