スペクトラム拡散を表計算でやってみる

どーも、さすがに受験生らしくしている今日この頃です。
和歌山大学 宇宙教育研究所
昨日こんなものがありまして、Ustで見ていたり。
準天頂衛星「みちびき」の利用プログラムの講演を見て、
そういやGPSって疑似ランダムノイズでデータを拡散して送信してるんだっけか、と思い出して少し調べてみました。
スペクトラム拡散では違う符号で拡散した信号を同一周波数で送信しても、受信するときの逆拡散処理に使う符号と同じ符号
(正確には同じじゃなくて対になる符号だと思いますがGPSは同じですね)で拡散しているものだけを受信することができる、とのことだったのですが、
「本当にそうなのか?」って思いません?
単一の信号を拡散して逆拡散したら元のものが得られるのはわかりますが・・・
とりあえず、実験してみました。
C言語でLFSRを実装して1or-1のPRNを吐かせて、
それをOOoのCalcで組んだスペクトラム拡散をするシートに貼り付けて
変調波をいくつか生成して、
それを足しあわせたものをおのおのの拡散符号で逆拡散したところ、
本当にできました、はい。
とりあえず3波混合までやってみましたが、
きちんとレベル判定してやれば復元できます。
いやぁ、こういうのっておもしろいなぁ、と思った今日この頃です。
本当ならMATLABとかOctaveとか使えという話かもしれませんが、
ちょっとした実験なら表計算ソフトでできますから、いろいろ試してみるとおもしろいかもしれません。

さて、サブマシンを出したついでについつい記事を書いてしまいました、反省反省・・・