日立が
家庭用PC撤退だそうで。
まぁ賢明な選択肢かと。
パソコンの場合、
キーとなるCPUなどの部分はインテルやAMDが持っているわけだから、
東芝の「コスミオ」エンジン(ごめんなさい、コスミオの綴りが分かりません)のように、
画質面での差や、ソニーのVAIOシリーズのようにデザイン面での差別化をする事になります。
つまり、性能での差というのはほとんどつけられないわけで、
同一価格層には同じような性能のPCが並ぶわけです。
こうなったときに、付加価値以外の差別化方法としては、
コストパフォーマンスの向上が考えられます。
このときに、国内メーカーは人件費・物価の安い中国勢や、
米国発の直販方式に対して、コストパフォーマンスを上げる(=価格を下げる)
ことがしにくいわけです。
そういったことを考えたときに、
国内PCメーカーが淘汰されていくのは当然の結果ではないでしょうか。
そして、今までのPC事業の人員を映像事業に回すとのことなので、
割と好調なプラズマTV関係が強化されるのではないでしょうか。
いまこうやって書いていて思い出したのですが、
今やメーカーPCでは常套手段となっている
「光沢液晶」をいち早く採用したのって
日立だったと思います。
と・・・当たり前すぎる内容を書いたところで今日は終了。