スーさん的CEATECレポート。
まずはまぁテレビでも放映されていたSONYの有機ELです。
本当に薄いです。はい。
iPod nanoが出たときにも同じ印象を受けたのですが
「これは簡単に折れてしまいそうだ」と思うくらい薄いです。
それと思ったよりチューナー部は大きくなく、
なかなか綺麗にまとまっている印象を受けました。
携帯カメラなので(写真の)画質が悪いのはご勘弁を。
(有機ELテレビの)画質の方はやはり自発光デバイスなんで黒が綺麗です。
ちなみに参考出品で27V型も出ていました。
次にパイオニア。
プラズマテレビ「KURO」を見てきました。
なんとコントラスト比が16000対1とのこと。
隣にあった従来型のプラズマTVよりも全然
黒が黒らしい(白浮きしていない)写り方をしていました。
ちなみに20000対1のコントラスト比のモデルもあるとのこと。
上のアンプもパイオニアのブースにありました。
マルチチャンネルアンプ(10chだったかな?)で、
格好良かったです。
一枚目が日立のWoooで、
TV本体にHDDを抜き差しして録画が出来るというプラズマTVだそうです。
二枚目がシャープのブースで、
AQUOSがたくさん展示してありました。
いまこれを書いていて思ったのですが、
やはりこういう展示の時に、
液晶TVメーカーは全体的に明るめの映像を、
プラズマ・有機ELメーカーは黒が引き立つ映像(花火.etc)を
うつしてるなぁと思いました。
これはやはり方式の差ではないですが、
プラズマや有機ELは
やはり「引き立つ黒」をアピールしたいというのが
やっぱ伝わってきますねぇ・・・
液晶では常にバックライトが付いていますから、
どうしてもその光が透過してしまい、
コントラスト比を挙げる上で障壁になってしまいます。
それに比べ、プラズマディスプレイや有機ELは
一つ一つの点が自ら発光するので
理論上は黒の時は光源がなくなるのです。
ですからコントラスト比を高めやすいということです。
しかし、実際にはプラズマディスプレイでは、
うっすらと光っているだけの時に、
必要ない部分も発光してしまうことがあるそうです。
パイオニアの「KURO」では、
それを無くしたことにより、
高コントラスト比を実現したようです。
他にも、ディスプレイパネルの構造に工夫をして、
外光の反射を押さえたそうです。
明日は部品コーナーについて書こうと思います。。。